独自の治療法を持つ淀屋橋にある歯科医院。3ヶ月で違いを感じる歯科矯正

エマーブル歯科・矯正歯科クリニック

歯磨き嫌いな人必見

アイコン歯を磨くとは?

 歯医者は毎日欠かさず歯を磨きます。



 しかし、歯医者ではない方で歯磨きが面倒くさいという方は普通にいると思います。面倒くさいだけでなく、本当に磨いていない人もいるかと思います。歯医者が毎日歯を磨くのに、どうして一般の人で歯を磨かない人がいるのでしょうか?


 そんなの当然じゃないか・・・と思われるかもしれませんが、メタボのお医者さんがたくさんいらっしゃるように、歯医者だって面倒くさいものは面倒くさいものなんです。でも、なぜ磨くのかというと、歯医者が持っている情報の中で、歯を磨くにあたり、圧倒的に違う価値観があるのです。


 まず、結論から言います。


 歯医者は歯磨きをしないことを、とてもとても不潔であるという認識を持っています。


 日本人であるならば、お風呂、少なくともシャワーは毎日入るかと思います。しかも、髪の毛も比較的毎日洗い、パンツも毎日変え、そうでない人は不潔であると誰もが感じるのでないでしょうか?


 歯科医師の場合、基本的に上記の風呂に入らないということなどにも不潔さは感じていますが、歯を磨かないということの方がより一層の不潔さを感じています。なぜ、歯を磨かないと不潔なのか?これが分かると、毎日風呂に入るような人であるならば、確実に歯を磨くようになります。


 ところで、歯を磨くとは、何を磨いているかご存知ですか?


 実は歯磨きは食べかすを磨くのが主な理由ではありません。

      

 口の中には、実はたくさんの細菌が常駐しています。その理由として、湿った環境にあることと、確実に栄養分が通り過ぎることと、体内と下界との境界線にあり免疫力が正味の体の中よりも弱いことにあります。



 口腔細菌は一つ一つは弱い存在で、唾液とともに外に吐き出されると、すぐに死んでしまいます。ですので、彼らも生き残りの戦略を立てる必要があります。そのために、どうするかというと毎日通過していく食べ物を材料にして、歯の入り組んだところに細菌たちの家を作ろうとします。

 

 その細菌たちの家のことを歯垢(しこう)、もしくはプラークと言います。歯を少しこすってみたときに、魚の白身をすり潰したような正常のようなものが付着すると思うのですが、それが歯垢です。


 ちなみに、その皆様の口の中にもいる歯垢。顕微鏡で見てみるとどうなっているか?

 youtubeで『口腔細菌』で検索したらいっぱい出てきます。youtubeということは、つまり静止画ではなくて、動画なんです。良かったら下記URLを参照してみてください。


https://www.youtube.com/results?search_query=%E5%8F%A3%E8%85%94%E7%B4%B0%E8%8F%8C


 これは、歯科大生は授業中に見せられます。自分の口の中にリアルに細菌がいるんです。歯を磨かないということは、自分の口の中でばい菌を育てているようなものなんです。

 

 さすがにキタナイと思いませんか?

 

 もはや、髪の毛を洗わないどころではありません。


 ちなみに死んだ動物は腐ってきますよね。細菌たちが肉を食べているのです。生きていると免疫力が守ってくれているので、いきなり腐ってくるということはありません。ちなみに、歯は骨と違って、いたるところに血管が走っていません。歯の内部の深くにしか血液が流れてないので、歯の表面には免疫力がありません。そのため、歯垢は歯に沈着することが容易にできるのです。

 

 歯についた歯垢は歯茎のすぐ隣にいます。いつでも歯茎を食べようとしています。自分の免疫力が守ってくれているので、腐ってくることはありません。しかし、その歯茎は腫れあがりブヨブヨで、すぐにでも出血してしまうぐらい弱っています。細菌によってブヨブヨになっている歯茎ってどうですか?


  

     生体が腐らないように、歯の周りの歯茎や骨が細菌から逃げて行き、最終的に歯を見捨てます。


 歯周病とは、あまりに歯垢まみれの細菌だらけの歯があった場合、自分の体内に細菌が入ってこなくするために、細菌だけでなく歯そのものを見捨ててしまうような病気です。ですので、歯垢のさらにパワーアップした、歯のお城のような存在の歯石だらけの歯があった場合、まわりの歯茎や骨がその歯から撤退していきます。最終的には歯を支える骨が無くなり、抜け落ちてしまいます。つまり、生体から歯が見捨てられてしまうのです。


 歯周病とは、ばい菌による病気なのです。老人はその口腔細菌を間違えて肺に飲み込んでしまい、死に至ることすらあります。

 

 どうですか?


 歯を磨かないことの、キタナサが伝わったでしょうか?


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